2017/12/06

「安定」が人生に必要だと考える理由

先日の誕生日に、今年の目標は「安定感」を得ることという記事を書きました。
なんとなく思いついたことではありますが、それについてしばらく考えるうちに、ますます大事なことだと感じています。

 僕が求めているのは安定感=「安定している感じ」ではなくて、「安定」だとはっきり言いますが、なぜ安定を追求したいのかについて考えをまとめました。

 これまで、僕は安定とは程遠い人生を歩んできました。不安定な仕事と人間関係で、不安とトラブルが多かった人生前半です。自分に自信がなく精神面でも思春期のような不安定な状態で20代を過ごしました。それでも金銭面と健康面においては苦労を経験しなかったのは幸運かもしれません。
思えば、中学生の頃にサラリーマンなど組織社会に対する劣等感と嫌悪感とが強く、彼らのような退屈な(ように見えた)人生は絶対に歩むまい、と考えたことが、不安定な人生に身を置く呪文だったのかもしれません。

 しかし人生の中間地点に届き、やるべきことが見つかり、そのための時間も少なくなってきた今、それを成し遂げるために「安定」こそが必要条件だと考えています。

 私達は常に、変化する環境や内面に翻弄されています。その影響で気分が良いときと落ち込むとき、体調の良い日と悪い日、仕事に集中できる日とできない日、やる気のある日とない日など、日々の身体や精神の状態が変わります。大きな時間軸で見ると、仕事が変わったり、付き合う人間が変わったり
財政的な状況が変わったりします。僕はこれらの小さな変化から大きな変化
まで、そのつど環境や自分の状態に反射的に反応して生きてきました。

 一方で、世の中のシステムは、安定していなければ成り立ちません。
毎日同じ時間に朝刊は届きますし、毎週決まった日にゴミの収集が来ますし、オリンピックは必ず4年に1度開催されます。ファミレスの味はどこも一定ですし、金額もいつも同じです。気分や体調で変わったりはしません。

 会社の信用も、安定で成り立っています。僕は個人で音楽家や楽器店を営んでいますので自分自身が会社です。やると決めていることを決まったタイミングで行う、約束を果たす、高い基準を維持することはお客様の信頼を得る上で最低限のことです。しかしそれが守れないこともしばしばあります。
会社の仕事だけではなく、人生の目的といった大きな意味での仕事を果たすためには、人生の安定がなくしては達成できないと考えています。

 安定について、僕は以下の6つに分類して考えました。

(1)生活の安定
決まった時間に寝て起きること。決まった睡眠時間を守ること。決まった時間に食事を摂ること、決まった時間に働くこと。暴飲暴食せずバランスよく栄養を摂ること。清潔で整頓された住職環境を維持すること。適度な運動をすること。

(2)健康の安定
健康維持推進につとめ、病気について学び病気を予防すること。病気になったときに、適切な方法で素早く健康を取り戻すこと。怪我をせず事故を起こさないこと。

(3)精神面の安定
喜怒哀楽などの感情の変化に振り回されない。仏教の説く貪(我欲、むさぼり)、瞋(憎しみ、恨み、妬み、嫉み)、癡(無知、愚痴、不平不満)から離れること。嘘をつかず公正であること。日々機嫌よく朗らかで冷静であること。

(4)人間関係の安定
誰にも公平で礼儀正しいこと。人を敬い丁寧に扱うこと。
約束を守ること。嫌いな人と関わらなければいけない場面でも礼節を守ること。

(5)経済面の安定
質素倹約に務めること。収入の範囲で生活すること。
必要なものを買い、ただ欲しいだけのものなら買わないこと。
借金しないこと。無計画に大きな買い物をしないこと。
自分のためではなく人の喜びや成長のためにお金を使うこと。

(6)ビジネスの安定
顧客や取引先との約束を果たすこと。期日を守ること。高い品質を維持すること。問い合わせに素早く返答すること。高い目標を達成すること。


 これらはすべてが関係していますが、まずは(1)の生活面から改善してゆき、(6)へとつなげます。

人生の目的を果たすといった大きな仕事のためには、高い集中力とエネルギーと時間が必要です。(1)~(6)に問題があると、悩みやトラブルのためにそれらを奪われ、足踏みをしたまますごすこととなります。

僕は、ヨーロッパの伝統音楽の楽しみと喜びをすみずみまで届けるという目的を持って活動しています。大きな目標達成のためには、できるだけ日々を安定して過ごすこと、健康で聡明で豊かに長寿を生きることだと考えています。早いうちに、人生のあらゆる方面での安定を確立させたいです。

PS・女性は安定した男性をパートナーに選ぶと言います。安心して育児をするためということですが、特に経済的、感情的に安定した男性は人気があるそうです。安定を得たら、モテるかもしれませんね!

0 件のコメント:

コメントを投稿