2018/01/06

本を書く日々

毎年1月から2月はひたすら本の執筆をします。今書いている本はアイルランド音楽のセッション曲集と、アイリッシュ・フルートの教本および曲集。

今年は2週間を札幌の実家ですごし、あとの2週間を台湾ですごしながら、一日の大半をひたすらパソコンと資料に向き合う日々です。調べ物も物書きも大好きなので、実はとても充実した時間です。

本の執筆がとても創造的な営みであることは確かなのですが、僕の場合は文芸ではないので、そのほとんどは大学のレポートと同じで、作業です:計画し、資料を集めて、仮説を立て、調査検証し、図や写真や音声資料を用意し、文章を書いて、すべての素材を整理してまとめ、何度も読み返して精度を高めます。

その一連の中で文章を書くところなんてほんのわずかであり、すでに頭の中にあるものを言語化するだけなので、これもまた作業なのです。

音楽の本を書くのは作曲するのとは違います。どちらもインスピレーションが大切ですが、本の場合は粘り強さがより求められます。

もうこれで7冊目の出版になるので、本を書くための技術を覚えて、計画的かつ効率的に書いて、3月からの経理と(苦笑)、4月からの音楽活動にスムーズにつなげてゆきたいです。何しろフルート教本は大物で、もう3年くらいやっていますからね。セッション本は春の出版をめざしています。

自分が過去の本に書いた文章をそのまま新しい本にコピペするのは、OKですよね(笑)。

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