2017/11/21

次の目標は安定感を得ること

「次の目標は安定感を得ること」

今日、僕は39歳の誕生日を迎えました。
国内外のたくさんの方からの祝福のメッセージを頂き、とても嬉しく、また次の一年も皆様と幸せな時間を過ごしたく思っています。

去年の誕生日、僕はいつまでも健康を維持して成長を続けるために生活習慣を改善しはじめました。

身につけたい良い習慣、やめたい悪い習慣を書き出して、毎日実行するように心がけました。
今年は長期旅行や不規則な行動パターンの日が多く、守れない日も多くありましたが、多くのことが身につきました。
良い習慣は無意識に体が動くまでになり、やめたい習慣は遠ざけることができました。

身についたものは、
朝起きたらストレッチ(ヨガとまでは言えない)
→歯を磨く
→お湯を一杯飲む
→10分散歩
→トイレ掃除
→うさぎの世話
→納豆・豆乳・果物(orスムージー)・ナッツの朝食
→掃除と整理整頓
→シャワーと移動中は外国語を聴く
→コーヒーを飲みながら読書
を2時間ですることが、日課になりました。

また、寝る前に机を綺麗に整理し、翌日の予定を見ること、その日のうちに全ての受信メールに返信することも努力目標として取り組んでいます。

やめたものは
・一人で飲酒
・テレビ
・食習慣に関するルールは書ききれないほど

それを経て今取り組んでいるのはこちらです。

・午前中はメール返信をしない
→そのかわりに本の執筆や練習をする
・仕事と練習中はスマホはoff
・寝室にスマホを持ち込まない
・メールチェック回数を減らす
・SNSの時間を減らす
・7時間睡眠(いつも足りない)

生活・仕事空間を整えて丁寧に生活をすると、何をすべきか見え、大事なことだけに集中できるようになります。

おかげで以前よりも体調はよくなり、頭がスッキリし、ストレスが減り、探し物や亡くし物は減り、生産性や効率が上がりました。

このような習慣を身につけようと思ったのは、自分がこの人生においてやるべきこと、したいことを考えた時、そのための人生の残り時間が余りに足りないと感じたからです。
できるだけ健康で長生きして、病気やトラブルに煩わされずに、目的に沿って生きたいと考えています。

さて、30代最後の歳となるこれからの目標は、「安定感」を身につけることです。

それを考えたきっかけは先日、名古屋の宗次ホールでコンサートをしたことでした。毎年ここでコンサートをさせて頂くようになって5年くらいになりますが、スタッフのみなさんは常にキビキビとしており、コンサートのルーチンが毎回完璧に行われています。

すべて演奏者もお客様もスムーズに音楽に集中できるように考え抜かれており、ぶれることはありません。
宗次ホールはCoCo壱番屋の創業者によるプライベートホールですが、創業者の宗次徳二さんは毎朝の早起き、街の清掃、街路に花を植えること、お客様からの手紙に必ず手書きで答えることなどを習慣にしていらっしゃいます。

飲食店で接客や味にブレがあっては、お客様からの信頼を貰えません。それは飲食店だけのことではなく、プロであれば何事も安定感ある高品質なパフォーマンスができて初めてファンが定着するのです。

そのためには、基礎的なことを確実に行い続けることが大切です。しかし、それがいかに難しいかを痛感します。宗次さんは、誰にでもできることを毎日継続するのは誰にでもできないことである、とおっしゃっています。

僕はメルマガを月初に毎月に発行すること、YouTubeを毎週更新することと決めていますが、多忙な時や不調な時は締め切りを守ることができません。
コンサートの契約を文書で交わすこと、コンサートにアンケートと鉛筆を持っていくことなども、気分次第になってしまいます。
それは誰かに迷惑をかけるわけではないかもしれませんが、そういうところを人は見ているのです。

習慣や約束を確実に守ることは、ひいてはレッスンやコンサートや編曲や本の質を高く保ち続けることにも通じています。


このようなことは、いつ何をしても自由で、気分で行動してしまいがちな自分だからこそ、意識したいのです。

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