1月26日に、寒い日本を抜け出してタイのバンコクから南に200㎞の保養地ホアヒンにやってきました。
その前日まで、大寒波に襲われた金沢はこんな様子でした。一晩で30センチほどの雪が積もっていたようです。
タイに行くことを決めたのは、昨年末でした。毎年、音楽の仕事が比較的ヒマになる2月に休暇を取って台湾に行っていたのに、今年は初めてタイにしました。
金沢から夜に自宅に帰って1時間で旅支度をすませ、関空に。夜中0時のフライトで翌朝にはバンコクに到着。バスを乗り継いで、ホアヒンに。熱帯植物が花開く、南国にやってまいりました。
ビーチは、さすがに冬ということで波が高く、閑散としていますが…。
町の様子は、中国の田舎とあまり変わらない感じですね…。100メートルおきにセブンイレブンやファミリーマートなどのコンビニがあり、便利です。
この時期に東南アジアに行くことは、とってもオススメです!理由は…
1、航空券が安い
2月の東南アジアは観光のオフシーズンなので、安く航空券が手に入ります。もし会社員でなければ、平日であれば最低価格も狙えるでしょう。今回の航空券は、往復で4万円ほどでした。最近はサーチャージも安いですしね。
2、物価が安い
東南アジアは世界的に見てもとても物価が安く、その上日本からも近い外国なので、交通費も安く抑えられます。例えば、コンドミニアム(滞在型リゾートマンション)はAirBNBで1泊3000円のものを選びましたが、シャワー、キッチン付きの1DKで、共同のジムにプールもあり、大満足しています。
食事は地元の人たちが集う屋台で食べれば、1食120円〜200円くらい。日本のタイ料理屋では一皿800円ほどするカオパッド(炒飯)やグリーンカレーも好きなだけどうぞ。
さっき食べに行った汁ビーフン屋台のおばちゃんが、前のお客さんの食べ残したスープを寸胴に戻していたような気がするけど、気にしない(笑)。生水や氷に気をつければ、たぶんお腹も壊さないと思います。
日本では高級なトロピカル・フルーツも量り売りしてくれます。 食べたことのないフルーツをいろいろと試すのも楽しいですね!
3、オフシーズンなので、観光地が空いている
僕は観光地には一切興味がないのですが、日本人もあまり行かないこの季節、観光地は夏休みよりずっと空いていることでしょう!
日本人といえば、ホアヒンでは日本人には一人も出会っていません。日本人には知られていないようで、白人の熟年カップルや若いファミリーが多いです。
4、乾季なので、天候が良い
東南アジア特有のスコールも、冬季にはありません。この季節は、ほとんど雨が降りません。月間降水量は、最大の9月が344ミリなのにたいして、1月はたったの9ミリです。
5、気候がちょうどいい
こちらの気温は20〜30度で、日本の初夏と同じような気温です。その上、乾季なのでじっとりとした暑さではなく、爽やかな暑さ。日本で言えば7月くらいの感じでしょうか。早朝と夕方はとてもさわやかで、ジョギングや散歩をするには最適です。
6、害虫が少ない
東南アジアというと蚊やムカデやゴキブリなどの不快な害虫が多い印象がありますが、1月は彼らも活動していないようで、まったく見ていません。蚊が媒介する伝染病のことを考えると、この時期は一番ストレスが少ないですね。
7、タイはリゾート開発されている
ホアヒンもその一つですが、タイにはプーケットやクラビなど、王室や外国人観光客のために開発されたリゾート地があります。これは、台湾にはない魅力ですね。
マレーシアに行った時も、プライベート・プール付きのリゾートヴィラに泊まりましたが、そういったところが日本では考えられないほど安く泊まることができます。
今回の旅の目的
今回は当初はタイからカンボジアやベトナムを回るバックパック旅行を考えていたのですが、目的が変わり、1か所に滞在することにしました。
その目的とは、長年の目標であった「アイリッシュ・フルート教本」を完成させること。
そのために、同じ場所に13泊14日も滞在して、まさに「缶詰」状態で仕上げることを目指しています。帰国したらまたレッスンに演奏に忙しくなることがわかっているので、この滞在期間中に仕上げようと、必死です。
なぜ今回、旅慣れた台湾を選ばなかったのか。それは、台湾にいると友達が多く、結局は遊びに忙しくなってしまうからです。それに、中国語の勉強がしたくなって、執筆に集中できません。
その点でタイには友達は一人もいませんし、タイ語はまったくわからないので、手のつけようもありません(笑)。疲れたら宿の近所に何軒もある、1時間700円のタイ式マッサージを受けにいくこともできます。
そういうわけで、ここにいる間は毎朝、語学テープを聴きながらジョギングをして、執筆して、フルートの練習をすることにします。それしかすることがありませんし…
結果、どうなったか、2週間後にまたご報告したいと思います!
なお、ここまで言ってもなお、バカンスには台湾が最高だと思いますが、それについてはまた改めてお話ししたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿