11月21日。僕は38歳の誕生日を迎えました。
今日まで健康に生きてこれたことは世界で一番の幸運だと思いますし、健康に産んで育ててくれた両親に感謝します。
子供の頃、誕生日は祝福される日でしたが、大人になってからは、自分と関わるあらゆる人に感謝する日です。
歳を取るのは楽しいです。
一年、歳を取るごとに健康になり、できることが増え、不安や心配が減り、経済的に自由になり、心身が若くなる歳の取り方をしたいものです。
歳を重ねるごとに、自分が何のために生きているのか、より明確に意識するようになりました。
人が仕事をし生きていくのは、自分に与えられた身体や感情や能力といった資源を生かし切り世の中に貢献するためです。 その貢献の度合いに応じて感謝がお金として返って来る。これが仕事の本質ではないでしょうか。
歳をとるのは、ただ生きた時間が長くなったということではなく、その時間の分だけ学び、経験し、影響力を増やし、世の中に貢献できる範囲や度合いを広げてゆくことに意義があります。
僕は、これまで20年近く学んできた大好きなヨーロッパの伝統音楽によって多くの人に貢献することができる喜びを日々噛み締めて、目の前の仕事に誠心誠意打ち込んでいます。
僕には6年前の2010年の正月に思い描いた夢があります。
=======
誰かの人生がより良くなれる場所を作る。
テーマは「出会いと成長」。
それは、人生を考えるきっかけになる良質な本や映画を自由に貸りられる図書館です。
色々な分野の魅力的な人の講演会が開かれる講堂です。
素敵な音楽を聴くことができるコンサートホールです。
手作りの作家さんや、美術の個展が開かれるギャラリーです。
セラピストやマッサージの達人が時々やってきて、治療を受けられる診療所です。
地域の農家が、有機栽培の新鮮な野菜や果物を売りにきます。
腕のいい料理人による、おいしい料理やコーヒーを楽しむことができます。
何かに秀でた人が集まって、教えあっています。
常に魅力的な人が集い、一人で来てもすぐに人と仲良くなれます。
ひとりぼっちになりたいときに、静かに、暖かく、そっとしておいてくれます。
旅人が、噂を聞きつけて遠くから体を休めにやってきます。
そこは、人と人が、心で結びつく場所です。
その建物のそばには、温泉も、果樹園も、牧場も、運動場もあります。
全国から、人生を学びに、自然を学びに、心と体を癒しに、人が集まってきます。
そんな場所が作れたら、この人生に思い残すことはありません。
=======
壮大な夢ですが、今でもその思いは変わらずに持ち続けています。
僕は演奏家で音楽教師でありながら、昔から憧れる人は経営者ばかりでした。
読む本も経営者の本ばかりでした。
それは大学生の時に自転車旅行で出会った、石見銀山でブティックを経営する群言堂の松場登美さんという、文化や伝統を大切にした志のある経営者の姿を見て感銘を受けたのがきっかけかもしれません。
その後、群言堂は大成長を遂げ、今は全国各地に支店を持っています。
CoCo壱番屋の創業者、 宗次徳二さんとの交流も、食と経営と音楽文化を体現する経営者として大きな影響を受けました。
そのため、20代の頃から半分はアーティスト的な思考、もう半分は経営者的な思考で仕事をしてきました。その2つをミックスして、演奏・教育・普及活動の3つを通じて伝統音楽の喜びをより多くの人と分かち合うことをミッションに活動しています。
このように、ずっと「音楽・食・自然・教育・学び・出会い」を結びつけた施設を創りたいと思っていたのですが、オカリナ奏者の宗次郎さんと和歌山の舞台でご一緒したことがきっかけで、 人生の最終到達地がより具体的にイメージできるようになりました。 宗次郎さんは茨城県で「オカリーナの森」という施設を運営されており、まさに自分が思い描いていた施設のイメージのとおりでした。
http://sojiro.net/contents/ocarina.html
この規模であれば楽器店、伝統音楽カフェ、音楽練習場、楽器工房、宿泊施設など賄えるでしょうし、日本におけるヨーロッパ伝統音楽の拠点にできるだろうと思います。
日本のヨーロッパ伝統音楽を世界に発信し、世界からここに人が集まる場所になります。
これを作るには数億円規模のお金や多数の常勤スタッフが必要でしょうから、そこまでビジネスを成長させる必要があります。
100個の夢のうち99個が叶わなくても、これが叶えば人生は大成功です。
マイホームもマイカーも贅沢な趣味も要らないから、すべてをこの夢に注ぐつもりです。
僕がこれを創りたいのは、決して自分個人の経済的な成功を目指しているからではなくて、伝統音楽の素晴らしい世界をより多くの人に楽しんでもらいたいし、またこういう場所が世の中には求められていると思うからです。
この感覚は市長が公園や図書館を整備するのに似ているかもしれません。
市長がそれを造るのは、本人が公園の管理人や司書になりたいからではありません。
その大きな夢を実現させるために、今日から1年後、39歳の誕生日になる2017年の11月21日(火)に、京都に小さな伝統楽器店を開きます。そのために株式会社を設立します。
見て・触って・弾いて・聴いて・遊んで買い物ができる、国内初の伝統音楽専門の楽器店。 楽器販売の他にレッスン、中古楽器の買取販売、教本や楽譜や国内外のCDの販売を手がけます。
ヨーロッパの伝統音楽を愛する人が集い、出会い、喜びを分かち合う場所にします。
こういう場所があれば、絶対に楽しいと思うんです。ワクワクします。
それとともに、これまで以上に演奏、音楽制作、レッスン、伝統楽器の教本のプロデュースや、伝統音楽を愛する人の役にたつ情報・流通・サービスのインフラの整備に力を注ぐつもりです。
38歳はこれまで育ててきた夢を叶える、チャレンジの歳になります。
3年前に作ったティン・ホイッスルの無料冊子は10,000冊を配り終えようとしています。 10,000人のティン・ホイッスル吹きを生む、幸せ種を植えたことになります。
来年はその先の出版がたくさん控えています。
来年は本場の伝統楽器店から学び、楽器職人とつながるために長期でヨーロッパ、アメリカを旅行します。 また、台湾、中国、韓国、マレーシアというアジア諸国を旅し、コンサートやレッスンで交流を深めます。
病気などしている暇はないので、健康と安全にもこれまでよりも気をつけて、人生の道を歩みます。
来年のある時期になったらクラウド・ファウンディングで資金調達を始めます。
面白い、力を貸してやろうという大口の投資家の方のご協力も募集しています。
僕と一緒に夢を見て、一緒に歩んでいただければ、幸いです。
今日まで健康に生きてこれたことは世界で一番の幸運だと思いますし、健康に産んで育ててくれた両親に感謝します。
子供の頃、誕生日は祝福される日でしたが、大人になってからは、自分と関わるあらゆる人に感謝する日です。
歳を取るのは楽しいです。
一年、歳を取るごとに健康になり、できることが増え、不安や心配が減り、経済的に自由になり、心身が若くなる歳の取り方をしたいものです。
歳を重ねるごとに、自分が何のために生きているのか、より明確に意識するようになりました。
人が仕事をし生きていくのは、自分に与えられた身体や感情や能力といった資源を生かし切り世の中に貢献するためです。 その貢献の度合いに応じて感謝がお金として返って来る。これが仕事の本質ではないでしょうか。
歳をとるのは、ただ生きた時間が長くなったということではなく、その時間の分だけ学び、経験し、影響力を増やし、世の中に貢献できる範囲や度合いを広げてゆくことに意義があります。
僕は、これまで20年近く学んできた大好きなヨーロッパの伝統音楽によって多くの人に貢献することができる喜びを日々噛み締めて、目の前の仕事に誠心誠意打ち込んでいます。
僕には6年前の2010年の正月に思い描いた夢があります。
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誰かの人生がより良くなれる場所を作る。
テーマは「出会いと成長」。
それは、人生を考えるきっかけになる良質な本や映画を自由に貸りられる図書館です。
色々な分野の魅力的な人の講演会が開かれる講堂です。
素敵な音楽を聴くことができるコンサートホールです。
手作りの作家さんや、美術の個展が開かれるギャラリーです。
セラピストやマッサージの達人が時々やってきて、治療を受けられる診療所です。
地域の農家が、有機栽培の新鮮な野菜や果物を売りにきます。
腕のいい料理人による、おいしい料理やコーヒーを楽しむことができます。
何かに秀でた人が集まって、教えあっています。
常に魅力的な人が集い、一人で来てもすぐに人と仲良くなれます。
ひとりぼっちになりたいときに、静かに、暖かく、そっとしておいてくれます。
旅人が、噂を聞きつけて遠くから体を休めにやってきます。
そこは、人と人が、心で結びつく場所です。
その建物のそばには、温泉も、果樹園も、牧場も、運動場もあります。
全国から、人生を学びに、自然を学びに、心と体を癒しに、人が集まってきます。
そんな場所が作れたら、この人生に思い残すことはありません。
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壮大な夢ですが、今でもその思いは変わらずに持ち続けています。
僕は演奏家で音楽教師でありながら、昔から憧れる人は経営者ばかりでした。
読む本も経営者の本ばかりでした。
それは大学生の時に自転車旅行で出会った、石見銀山でブティックを経営する群言堂の松場登美さんという、文化や伝統を大切にした志のある経営者の姿を見て感銘を受けたのがきっかけかもしれません。
その後、群言堂は大成長を遂げ、今は全国各地に支店を持っています。
CoCo壱番屋の創業者、 宗次徳二さんとの交流も、食と経営と音楽文化を体現する経営者として大きな影響を受けました。
そのため、20代の頃から半分はアーティスト的な思考、もう半分は経営者的な思考で仕事をしてきました。その2つをミックスして、演奏・教育・普及活動の3つを通じて伝統音楽の喜びをより多くの人と分かち合うことをミッションに活動しています。
このように、ずっと「音楽・食・自然・教育・学び・出会い」を結びつけた施設を創りたいと思っていたのですが、オカリナ奏者の宗次郎さんと和歌山の舞台でご一緒したことがきっかけで、 人生の最終到達地がより具体的にイメージできるようになりました。 宗次郎さんは茨城県で「オカリーナの森」という施設を運営されており、まさに自分が思い描いていた施設のイメージのとおりでした。
http://sojiro.net/contents/ocarina.html
この規模であれば楽器店、伝統音楽カフェ、音楽練習場、楽器工房、宿泊施設など賄えるでしょうし、日本におけるヨーロッパ伝統音楽の拠点にできるだろうと思います。
日本のヨーロッパ伝統音楽を世界に発信し、世界からここに人が集まる場所になります。
これを作るには数億円規模のお金や多数の常勤スタッフが必要でしょうから、そこまでビジネスを成長させる必要があります。
100個の夢のうち99個が叶わなくても、これが叶えば人生は大成功です。
マイホームもマイカーも贅沢な趣味も要らないから、すべてをこの夢に注ぐつもりです。
僕がこれを創りたいのは、決して自分個人の経済的な成功を目指しているからではなくて、伝統音楽の素晴らしい世界をより多くの人に楽しんでもらいたいし、またこういう場所が世の中には求められていると思うからです。
この感覚は市長が公園や図書館を整備するのに似ているかもしれません。
市長がそれを造るのは、本人が公園の管理人や司書になりたいからではありません。
その大きな夢を実現させるために、今日から1年後、39歳の誕生日になる2017年の11月21日(火)に、京都に小さな伝統楽器店を開きます。そのために株式会社を設立します。
見て・触って・弾いて・聴いて・遊んで買い物ができる、国内初の伝統音楽専門の楽器店。 楽器販売の他にレッスン、中古楽器の買取販売、教本や楽譜や国内外のCDの販売を手がけます。
ヨーロッパの伝統音楽を愛する人が集い、出会い、喜びを分かち合う場所にします。
こういう場所があれば、絶対に楽しいと思うんです。ワクワクします。
それとともに、これまで以上に演奏、音楽制作、レッスン、伝統楽器の教本のプロデュースや、伝統音楽を愛する人の役にたつ情報・流通・サービスのインフラの整備に力を注ぐつもりです。
38歳はこれまで育ててきた夢を叶える、チャレンジの歳になります。
3年前に作ったティン・ホイッスルの無料冊子は10,000冊を配り終えようとしています。 10,000人のティン・ホイッスル吹きを生む、幸せ種を植えたことになります。
来年はその先の出版がたくさん控えています。
来年は本場の伝統楽器店から学び、楽器職人とつながるために長期でヨーロッパ、アメリカを旅行します。 また、台湾、中国、韓国、マレーシアというアジア諸国を旅し、コンサートやレッスンで交流を深めます。
病気などしている暇はないので、健康と安全にもこれまでよりも気をつけて、人生の道を歩みます。
来年のある時期になったらクラウド・ファウンディングで資金調達を始めます。
面白い、力を貸してやろうという大口の投資家の方のご協力も募集しています。
僕と一緒に夢を見て、一緒に歩んでいただければ、幸いです。
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