最近、ある元女優さんや鳥取県で町おこしとして大麻栽培をしていた会社の代表が大麻不法所持で逮捕されたことが話題になりました。最近は海外のいくつかの国や、大麻をもっとも禁止してきたアメリカの一部州でさえで合法化の動きがトレンドになっていますが、日本では依然として厳しく禁じています。
大麻が中毒性がある危険な毒物なのかどうかについては、調べると色々な情報が見ることができます。どうして日本で大麻が禁止されているのか? こちらのアニメ動画は面白かったです。
https://www.youtube.com/watch?v=aaOTAdp0TX8
そんな大麻に厳しい日本ですが、酒に対しては諸外国に比べて非常におおらかです。欧米人、特にイギリス系のアングロサクソン人の国々が日本に来て何が楽しいかと言うと、酒におおらかなことだそうです。コンビニや自動販売機で昼でも買えますし、路上でも電車でも飲んでも法律違反にはなりません。そこが彼らには信じられないようですね。
ニュージーランドに行った時のことですが、コンビニでビールが見つからず、酒屋に行って買ったことがありました。パチンコの景品交換所のようにひっそりとしたところで、ビールを買うと紙袋に入れて渡されました。まるで、中毒者が人目に隠れて飲むような印象です。路上での飲酒もできません。アイルランドでも缶ビールを飲みながら路上演奏していたら、警官に叱られました。スーパーでもビールは冷えた状態では売っていないですね。
アジアはイスラム圏を除けばそこまで厳しくはないですが、台湾なんかでも、飲食店で食事といっしょに飲酒する習慣がなく、餃子店でさえビールは売っていません。タイでは、夜間のコンビニでの酒類の販売はできません。
アルコールについては、大麻よりもずっと中毒性や害悪があるとも言います。
今日はyahooでこんなニュースに出ていました。
「飲酒でがん 世界で死者36万人」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161103-00000017-jij_afp-int
世界70億人のうち36万人なら、 がんよりも急性を含むアルコール中毒や依存症や飲酒運転のほうが深刻な問題だと思いますが、飲酒が肥満や糖尿病や心疾患や脳卒中など成人病の原因になることはまちがいないですね。
アイルランド音楽とは切っても切れない飲酒文化ですが、日常的に飲酒するのは気を付けた方がよさそうです。
僕はお酒が好きで、種類は問わず、 美味しければなんでも喜んで飲むのですが、酒に強いので、最近はついつい飲酒量が増えて、一人で毎晩、長時間飲むことが習慣になっていました。
夕食時にビール1杯、あとは深夜11時~1時まで日本酒、焼酎を2合ほど。
酒の怖さは習慣化することと、耐性がつくことです。
僕の父も祖父も酒が大好きで、祖父は昼から飲んでいました。父は毎日大量の日本酒を飲み、糖尿病患者です。兄弟もかなり飲むようです。家系的に自分もそうなる可能性が非常に高いと自覚しているので、 先週から「節酒」を始めました。
理由は健康、経済、仕事のためです。健康面は、メタボや糖尿が心配な年頃です。肝機能障害も気になります。経済面では、酒代は1日300円、月間12000円と決めていましたが、これは年間15万円にもなります。10年間で150万円です。飲酒が、僕が大好きな経済的な自由を奪うのです。
仕事面では、お酒を飲むと仕事がどうでもよくなってしまい、ついつい夜更かししてテレビを見ながら一人飲酒したりするのですよね。朝も寝坊します。
そんなことを思って、以前に3年ほど前まで5年間禁酒していた時期がありました。
一切飲まなかったのです。でも完全に禁酒すると、飲み会でまわりをシラけさせたり、お酒をプレゼント頂いたときに相手をガッカリさせたりしてしまいます。
だから、ルールを決めて 「節酒」にしました。
ルールはシンプルです。
・1人でお酒を飲まない。
・店や飲食店でお酒を買わない。
友達と飲むのはOKですし、プレゼントや1杯おごってもらうのならOKです。
あれほど毎日飲みたかったのに、飲まないと決めたら全然欲しくなくなりました。
やっぱり僕は中毒でも習慣でもなかったみたいです。意思の問題ですね。
飲まないで変わったことは、夜12時には眠れようになったことと、朝がだるくなくなったことです。
もちろん人と一緒の時は喜んで飲むので、これを読んでも気にしないでくださいね。
海外旅行に行ったら絶対ご当地ビールを楽しみたいですしね。
まあ、これが普通の人のお酒との付き合い方ですよね。
好きすぎて、ちょっと距離感が近すぎたみたいです。
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